スナッフ(Snuff)とは...
日本語名を「嗅ぎたばこ」と言います。スナッフ「SNUFF」は「嗅ぎたばこを吸う」と言う英単語の意味です。たばこを微粉末にして、その粉末を鼻腔内に付着させ、鼻腔内の粘膜よりニコチンの成分を吸収させるものです。
スナッフの愉しみ方
人差し指と親指で軽く少量をつまみ、最初に左の鼻孔へ短く鋭く吸い込み、次に右の鼻孔で同じ動作を繰り返します。最初はくしゃみが出ますが、全く自然なことなので、気にすることはありません。
30分以内にもう2つまみ繰り返してください。もうくしゃみは出ません。または、手の甲の親指側の窪みに、少量のたばこをのせて鼻で吸い込みます。吸い込んだ後、人差し指と親指で鼻を摘み、揉みながら鼻腔内の粘膜に摺り込んでいきます。
こうして、嗅ぎタバコが持つ本来の独特の世界を体験し、楽しむことができます。 パイプ愛好者は、好みのアロマ溢れる嗅ぎタバコを適量ふりかけ、自分の好みを作り楽しみます。
スナッフの愛好家
ナポレオン一世、フレデリック大王、詩人のシラー、哲学者カント、大戦略家のモルトケがスナッフを常用していました。
スナッフの主な銘柄
いくつか代表的な銘柄をご紹介します。それぞれ長い歴史を持つ伝統的なブランドです。これらの嗅ぎたばこはプラセールオンラインショップにてお取扱いをしています。
Wilson's Snuff(ウィルソンズ スナッフ)
17世紀のイギリス貴族の間でたいへん流行ったというスナッフ。そのスナッフを1737年の創業以来、作り続けているのが英ウィルソン社です。たばこの葉を厳選して、発酵と熟成を何度も繰り返し、ウィルソン家でも僅か2人だけに許された、秘伝の天然オイルが加えられて、香りをしっかり染み込ませるために、木の樽でじっくり熟成させて粉にしたものです。
Poschl's Snuff(ポッシェル スナッフ)
ポッシェル社は1902年にミュンヘン市の郊外にあるランズシェットという街で創業しました。スナッフたばこの製造会社としては 世界一の生産量があり、ドイツ市場ではスナッフたばこの87%のシェアーをもっています。ポッシェル社のスナッフたばこの総生産量は34万キログラムで、世界市場では3千万個の出荷実績があります。(1997年調べ)
Lotzbeck(ロズベック)
当店でも数種類お取り扱いがありますが、中でもロズベックスホワイトはニコチンフリーのスナッフです。味はタブレット菓子FRISKに似ています。禁煙グッズとしてもよいかもしれません。他にもバニラや果実酒シェリーなどのフレーバーがきいた種類もあります。